展覧会これまで

  • 第31回芦屋市造形教育展

    開催日:2014年2月22日~3月2日

    休館日:2月24日(月)

    開催趣旨:幼稚園・小学校・中学校の作品約1000点を展示いたします。

    開館時間:午前10時―午後5時(入館は4時30分まで)

    観覧料:無料

    主催:芦屋市教育委員会/芦屋市造形教育研究会

    問い合わせ:芦屋市教育委員会学校教育課 Tel 0797-38-2087 (月~金のみ)

    ※歴史資料展示室では「昔の暮らし-和WA 日本の伝統工芸品-」展を同時開催

  • The Collection 具体円熟/終幕

    • 第1展示室・ホール
    • 開催日:2014年1月11日 ~2014年2月9日

    開催日:2014年1月11日(土)~2月9日(日)
    休館日:月曜日(但し、1月13日(月・祝)は開館、翌日閉館)

    開催趣旨:1954年、芦屋の地で誕生した具体美術協会。
    「今までに見たことのないものをつくれ」という、独創性を何よりも重要視したリーダー吉原治良の指導のもと、具体は18年に渡って先鋭的な活動を繰り広げました。
    “具体美術展”をはじめとして多くの展覧会を経験してきた具体は、1960年代後半には多くの新会員を迎え、また1970年には日本万国博覧会(大阪万博)への参加を果たします。
    本展は、リーダー吉原治良の死去とともに解散をむかえた後期具体の活動を検証するとともに、具体解散以降に元会員たちが発表した作品もあわせて展覧し、具体が各会員たちにのこしたものを追ってみようというものです。

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  • The Collection 芦屋ライフスタイル劇場

    • 第2展示室
    • 開催日:2014年1月11日 ~2014年2月9日

    開催日:2014(平成26)年1月11日(土)-2月9日(日)
    休館日:月曜日(但し、1月13日(月・祝)は開館、翌日閉館)

    開催趣旨:芦屋は、鉄道の開通とともに明治末頃から住宅地として発展、大正初めには阪神間を代表する健康地として知られ、都市に暮らす人々が芦屋に住むようになります。洋館、洋装、洋食、ドライブ、ゴルフ、テニスといったハイカラでモダンな暮らしが提唱され、日常の生活に浸透していきます。それまでの居住者が培った住環境と彼らが持ちこんだ生活スタイルが融合し、阪神間モダニズム文化の一端が形成されていきました。
    この度、「芦屋ライフスタイル劇場」と題し、当館の所蔵作品や写真資料から、芦屋で活躍した画家や女性たちの生活に焦点をあて、大正・昭和の芦屋のライフスタイルを紹介します。

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  • 昔の暮らし-和WA 日本の伝統工芸品-

    • 歴史資料展示室
    • 開催日:2014年1月11日 ~2014年3月2日

    開催日:2014年1月11日(土)~3月2日(日)
    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)
    2月10日(月)から21日(金)は展示替えにつき休館

    開催趣旨:長年にわたり、受け継がれてきた技術によって作られる品々を伝統工芸品と言います。婚礼の際に用いられた打掛など着物の色鮮やかさ、優美な蒔絵の施された重箱など日本独自の工芸品は、今も多くの人々の目を魅了して止みません。さらに、からくり仕掛けの郷土玩具や桃の節句に飾られる雛人形など、細かな細工が施された人形からは、古くから日本人が培ってきた卓越した技術を見出すことが出来ます。
    本展では、江戸時代から昭和の時代にかけて人々に愛用された品々をご紹介し、そのルーツを辿り、優美で繊細な日本文化のもつ魅力を再認識して頂きたいと思います。

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  • ゲンビ New era for creations – 現代美術懇談会の軌跡1952-1957

    • 第1、2展示室、ホール
    • 開催日:2013年10月19日 ~2013年11月24日

    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)

    開催趣旨:現代美術懇談会(ゲンビ)は、1952年秋に大阪で創立された研究会です。
    “同じエスプリをもって新しい造型を志す人々が、各所属団体を考えずに、自由な個人の立場からお互いに忌憚なく語り合う会をつくる事になりました”
    第1回の懇談会の案内状からは、既成のジャンルにとらわれることなく、全くの自由な発想を元に新たな芸術のかたちを模索しようとしたゲンビの力強い精神を窺い知ることができます。
    1950年代初頭、芸術家たちはまさに“新しい”芸術のかたちを構築すべく奔走しました。ゲンビもそうした活動の中のひとつといえますが、関西においてはまさにその後のモダンアート発展のコアを形成したと言っても過言ではありません。
    当時激論を交わし合った芸術家たちの、自らが新しい芸術の世界を構築していくのだという自負は、失われることのない熱気と共に解散後50年以上を経た現代にも伝えられます。
    本展では、“新しい造型”をキーワードに、ゲンビに参加した芸術家たちによる情熱的な作品の数々を展覧します。戦後間もない1950年代初頭。芸術家たち、そして時代の熱気を肌で感じていただく好機となるでしょう。

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  • 第62回芦屋市展

    • 開催日:2013年12月7日 ~2013年12月23日

    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)

    開催趣旨:「何人も随意に応募することが出来ます」という自由さが特色の公募展として1948年に第1回展が開催されて以来、本展は今年で第62回目となりました。本年も多くの方々に親しみをもっていただける公募展をめざします。前回に引き続き、会期中に来場者の投票で選ぶ賞も設けます。

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  • アートピクニックvol.3 マイホーム ユアホーム

    • 第1展示室、第2展示室、ホール
    • 開催日:2013年8月31日 ~2013年10月6日

    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)

    開催趣旨:一日の始まりと終わりを迎える場所、HOME(ホーム)。HOME(ホーム)には、わが家、住宅、家族のほか、国や郷里といった意味があり、人々はそこを拠点に日々を過ごしています。HOME(ホーム)は、親子、夫婦、恋人、友達、知人との共同生活や一人暮らしといった多様なスタイルで形成され、そこでは様々な人生の物語が生まれています。その物語は幸福で豊かなものばかりではなく、切なく悲哀をもった場合もあるでしょう。しかし、どんな場面であっても、その人にとってかけがえのない時間でもあります。
    家族と共に様々な職業の人物に扮して撮影した写真作品を発表する浅田政志、「結婚式の男女」や「家族」を繰り返し描き続けた小幡正雄、鉄筋コンクリート建築を専門職として手がけたことのない夫婦が造り上げた沢田マンションの日常や物語を伝える「沢田マンション」の住人達、場所も時間も異なる家族の記憶と記録の断片をコラージュし一枚の絵へと変換させる田岡和也、日々過ごした家や建物を取り壊す際の思い出の残る部材でウクレレを制作するプロジェクトを続ける伊達伸明、現実世界の風景をベースに架空の街を描き続ける辻勇二、古い記憶を辿り家族と過ごした光景を描いた秦野良夫、人の営みに関する様々なことがらの関係性やそれらの形態を、哲学的観点でとらえようと試みる宮本博史。
    本展では、現代美術の作家、美術教育を受けていない、または障がいがあるとされる表現者など様々なフィールドで活躍する作家8名/組の作品を紹介します。彼らの作品や活動は、私たちが過ごした日々の記憶を改めて思い出させてくれます。思い出から見つけた様々な感情は、人生を歩むうえでのヒントを探す道しるべの一つとなるでしょう。家庭・家族の記憶、人間同士の関係、あるいは人と物、場所との関係性を改めて見つめ、未来への歩みの一歩にしていただきたいと願っています。

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  • 学習雑誌にみるこどもの歴史―90年間のタイムカプセル―

    • 第1展示室、第2展示室、ホール
    • 開催日:2013年7月15日 ~2013年8月18日

    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)

    開催趣旨:誰もが一度は耳にしたことのある「小学一年生」などの学年別学習雑誌の歴史を紐解くと、その当時の社会が見えてきます。大正の時代からはじまった学習雑誌の表紙は、戦前、戦時中、戦後、そして現代へと至る子どもの教育の移り変わりを今に伝える貴重な歴史的資料です。
    また、昭和の時代に流行したアニメのキャラクターや芸能人などを取り入れた学習雑誌の付録からも当時の娯楽がうかがえ、当館で所蔵する玩具からは、現在のようにテレビゲームが普及していなかった時代の子どもたちが、どのような工夫をして楽しく遊んでいたかを知ることができます。
    本展では、学年別学習雑誌とその付録、子どもたちが使用していた玩具をご紹介し、日本の近代化が進められた大正の時代から現在に至るまでの子どもの暮らしぶりに迫ります。モノが豊かな現在の子どもたちに、工夫をして遊び、学ぶ大切さを歴史から学んで頂きたいと思います。

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  • 片岡家所蔵浮世絵―珠玉のコレクション 風景のなかの『青』展

    • 歴史資料展示室
    • 開催日:2013年3月20日 ~2013年5月6日

    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)

    開催趣旨:江戸時代美術の精華、浮世絵において、文政12(1829)年の葛飾北斎「冨嶽三十六景」を嚆矢として風景描写が隆盛し、従来の名所絵から一歩進んだ風景画というジャンルが確立されました。
    それはベルリンブルーとよばれる青色絵具が取り入れられるようになったことと密接に関係しています。ベルリンブルーの青の色調は澄明で、淡い水色から濃紺色まで美麗に着彩され、空や海、川の描写に好適でした。さらに、ベルリンブルーによって容易に摺ることができる青色のぼかしは、空気遠近法による空の広がりや水の深さの表現に不可欠でした。
    色鮮やかな空の青や、流れる川の水の青は今も人々を魅了して止みません。本展では片岡家が所蔵する当館寄託の浮世絵の名品のうちベルリンブルーが使用された時代、二代目歌川豊国(1777―1835)や三代目歌川豊国(初代歌川国貞)(1786―1865)、渓斉英泉(1790―1848)の作品を中心にご紹介し、浮世絵版画の風景にあらわされた青色のもつ魅力に迫ります。

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  • コレクション版画展「菅井汲/松谷武判-print works」

    • 第1展示室、第2展示室、ホール
    • 開催日:2013年5月18日 ~2013年6月30日

    休館日:月曜日

    開催趣旨:菅井汲(1919-1996)は14歳の時に芦屋に転居、大阪美術学校で学んだ後、現在の阪急電鉄株式会社の事業部宣伝課に入社し商業デザインを担当しました。1951年の第4回芦屋市展で芦屋市教育委員会賞を受賞、翌年フランスへと渡り53年には画廊で個展を開催するチャンスに恵まれ高く評価されていきました。55年から版画作品を発表、没するまでの約40年間にわたり油彩作品と並行しながら菅井独自の版画芸術を確立しました。初期は同時期の油彩画と同様に日本の土俗的なイメージを、素朴さをもって抒情的・官能的に表現し、次第にダイナミックな直線とカーブとを明快な色で表現する幾何学的形態へと変化させていき、フォルムと色彩の単純化と規則性を用いた作品を展開しました。
    松谷武判(1937-)は1960年より具体美術協会展や芦屋市展等で活躍する中、フランス政府給費留学生として66年に渡仏、現在もパリを拠点にヨーロッパや日本において活発に発表を続けています。パリでは67年にS.W.ヘイターの版画工房アトリエ17に入門、69年から約1年間助手を務めた後、翌年に版画工房を作りました。初期はビニル系接着剤のボンドを用いた作品に通ずる形状をエッチングで展開した後、69年から70年代前半には明快な直線と曲線の色彩鮮やかな版画を制作、73年以降はボンドの作品の写真を素材にしたフォトセリグラフも制作しており、様々な技法を用いた作品を数多く発表しています。
    本展では、当館コレクション作品からフランスの地で誕生し展開していった彼らの版画作品の魅力に迫ります。

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