「没後40年 吉原治良」展
休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)
開催概要:前衛絵画のパイオニア・吉原治良は、本年没後40年をむかえます。そして同時に、この芦屋の地において吉原がリーダーとなって牽引した前衛美術団体・具体美術協会も、本年で解散後40年をむかえます。様々な形態の美が生み出されている現代においてもその先鋭的な活動への関心は薄れることなく、人々の心をとらえて止みません。
本展は、吉原治良、具体美術協会、両者にとって節目となる本年に、当館の恵まれたコレクションを元に「具体」のリーダーとしてだけではない、吉原治良という画家に迫ろうというものです。
「具体」時代の作品をはじめ、「具体」結成以前の作品も一堂に介し、約50年におよぶ吉原治良の創作活動の精髄を展覧します。
「古代の芦屋―珠玉の出土品―」展
休館日:月曜日(祝日の場合翌日休)
展示替え期間[5月29日(火)-6月8日(金)、7月31日(火)-8月3日(金)]
概要:芦屋では近年の考古学による発掘調査から、貴重な出土品が数多く挙げられています。特に、平成9(1997)年度に行われた山手幹線街路の整備事業に伴う発掘調査の成果を本展でご紹介します。そのうち
第61回 芦屋市展
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休)
概要:市内外を問わず、一般の皆様から作品を公募し、選考の上展示します。
芦屋で培われてきた文化を振り返ります。
第29回 芦屋市造形教育展
芦屋市造形教育展ポスター(92KB)(←詳細はこちらをクリック)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休)
概要:市内の幼稚園、小学校と連携し、子どもたちによる夢のある作品をご紹介します。
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「津高和一~ねこがみた現代美術」展
休館日:月曜日(祝日の場合翌日休)
概要:抽象絵画のパイオニア・津高和一は、大阪に生を受け、西宮で育った阪神ゆかりの画家です。静謐な画面の中に静かに発露する津高の精神は、生誕から100年経た現代においても色褪せることなく、光彩を放っています。
絵筆を握るより先に詩作の世界に入った津高の画業は、力強い線的表現と色調を抑えた表現に代表されますが、叙情性に溢れ、観る者を静かに心象風景へと誘うようです。
こうした画風とともに津高は大の愛猫家としても知られ、10匹ほどのねこたちと暮らしながら制作に邁進しました。
本展では、写真家・吉野晴朗氏撮影による、津高に愛され、津高と共に生きたねこたちの写真を作品と同時に展覧し、津高芸術を培った背景に迫ります。
「昔の暮らし展-家族愛とは何か?-」
休館日:月曜日(祝日の場合翌日休)
展示替え期間[2月21日(火)~2月24日(金)、3月11日(日)~3月16日(金)]
概要:現代の急速な都市化の進展は、核家族化や少子化などを招き、家族構成に少なからず影響を与えています。祖母や祖父から昔の話を聞く機会が少なくなり、いまや昔の人の暮らしは現代社会から切り離されつつあります。
そこで、本展では昭和の時代における玩具や衣料、寝具などの生活に欠かせない品々をご紹介します。また、江戸時代以降、家族がそろってお宮参りに出かけ、住居に飾られた神棚に拝礼をするしきたりがありました。家内安全が祈られた信仰の歴史を伝える遺品もあわせて展示します。昔の家族のあり方を振り返り、家族愛とは何かいま一度考えて頂くことが本展のねらいです。
「阪神・淡路大震災回顧展」
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休)
概要:阪神・淡路大震災直後の記録写真や、震災にまつわる貴重な資料から当時を振り返ります。芦屋市ボランティア委員会の呼びかけに応じた被災者やボランティアが撮影した数多くの写真資料は、すべて市民目線で切り取られた当時の記録です。
芦屋市民自らが蓄積した芦屋の記録を振り返ることで、芦屋市がどのように復興の道を歩んできたのか、この機会に再度確認していただければ幸いです。
具体誕生
休館日:月曜日
概要:1954年に吉原治良をリーダーとして結成された具体美術協会(以下「具体」)は、国内外を問わず高い注目を集める前衛的な美術団体です。「人の真似をするな」、「誰もやっていないことをやれ」という吉原の理念が貫かれた具体では、斬新な作品が会員たちによって次々に発表されました。
本展は、具体発祥の地・芦屋に位置する当館のコレクションを通じ、奇抜なイメージが先行して難しいと思われがちな具体の作家・作品を紐解こうというものです。
1954年の結成の頃から、具体を海外の舞台へと導いたフランス人美術批評家、ミシェル・タピエの来日頃までにスポットを当て、具体初期の制作をご紹介します。 …もっと詳しく
美術の中の風景散歩
休館日:月曜日
概要:海や川、空の色合いの美しさや山並みの雄大さといった自然美、人の営みが感じられる都市の情景など、魅力ある風景は多くの作家の心をとらえて止みません。心に響いた風景は、その時の感動と共に作品へとつながります。小出楢重が描く大阪の都市や吉原治良の芦屋風景、山本直治の京都風景のほか、ハナヤ勘兵衛が写した神戸や奈良の光景など、大正から昭和にかけての関西の一風景を、作家のまなざしとともに散策していきます。
彼らの作品を「散歩」するなかで、あなたの心の風景へ思いを巡らせていただければ幸いです。
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芦屋の遺跡とその出土品
休館日:月曜日
概要:芦屋市には、国史跡に指定されている会下山遺跡をはじめ、貴重な出土品を有する遺跡が数多く存在します。県下最大級の横穴式石室を持つ旭塚古墳や、飛鳥白鳳期に建立された古代寺院の芦屋廃寺跡、東六甲一帯に広がる徳川大坂城の石切場などで様々な発掘成果が上げられています。本展では地中深くに眠っていたそれらの歴史的遺物から、旧き時代の芦屋が持つ魅力に気づいていただければ幸いです。
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