休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)
概要:阪神間モダニズム文化が栄えた明治末期から昭和初期にかけての芦屋では、鉄道が敷設され、大阪や神戸の都市部とは異なった郊外住宅地としてめざましい発展が遂げられました。西洋文化の浸透に伴い、新たなライフスタイルが築かれ、芦屋独自の文化が花開いたといえます。本展では、現在も風光明媚な別荘地としてのイメージをもつ芦屋のルーツを探るため、宅地に関する地図や都市郊外での生活の利点を解説する書をご紹介します。また、当時の人々の生活品にも注目することで、美しい街、芦屋での人々の暮らしがいかにきらびやかであったかを感じ取って頂きたいと思います。
開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観 覧 料:一般300(240)円、大高生200(160)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※ 高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額になります。
◎9月17日(月・祝)は「観覧料無料の日」です
主催:芦屋市立美術博物館
後援:兵庫県
【関連イベント】
(1)学芸員によるギャラリートーク
日時:8月4日(土)、8月18日(土)、8月25日(土)、9月23日(日) 午後2時より
会場:展示室
参加費:無料(要展覧会チケット)
(2)ワークショップ「あしや歴史マップ作り」
日時:9月2日(日) 午後2時より
会場:体験学習室
参加費:無料(要展覧会チケット)
講師:当館学芸員
※要事前申込 申込締切日 8月18日(土) 定員20名
古い芦屋の風景写真を貼ったり、挿絵を描きながら地図を作ります。完成したものは館内に展示します。
(3)講演会「芦屋川と近代芦屋―芦屋川が育んだ文化的景観―」
日時:9月9日(日) 午後2時より
会場:講義室
講師:竹村 忠洋 芦屋市教育委員会 生涯学習課 主査(学芸員)
参加費:無料(要展覧会チケット)
【主な展示品】
・打出焼 13点 明治-大正
・『クラク』 2冊 昭和2(1927)年
・芦屋名勝絵葉書帖 1冊 大正
・『阪神名所図会』 1点 大正5(1916)年
・『阪急美術』 10冊 昭和12(1937)年
・『市外居住のすすめ』 1冊 明治41(1908)年
・六甲三楽園・六甲苦楽園住宅経営地図 1点 大正
・『阪神沿線誌』 1冊 昭和3(1928)年
・着物 3点 昭和14(1939)年
・『小学読本』 2冊 明治 など総展示数約60点 全て当館蔵品
【同時開催】
「古代の芦屋―珠玉の出土品―」展(4月14日(土)-9月23日(日))
「中世・近世の芦屋―伊勢物語への憧憬と絢爛な文化―」展(8月4日(土)-9月23日(日))