ジャケットデザイン 50-70’s ジャケットでめぐる昭和
戦後、音楽を日常的に楽しむことを可能にしたレコード文化は急速な拡がりをみせ、人々の生活に音楽という潤いを与えました。
音源となるレコード盤そのものはもちろんのこと、そのパッケージ、いわゆるレコードジャケットもまた、現在に至るまで多くの人々を魅了し続けています。ジャケットのデザインに強く惹かれてレコードを購入する「ジャケ買い」なる言葉がうまれたことからも、レコードジャケットが強く人々の心をとらえることが窺われます。
本展では、民放初の視聴者による「電話リクエスト」(通称:電リク)を実施したことで知られるラジオ関西所有のレコードジャケットコレクションから約200点を展覧し、1950〜1970年代の文化を再考します。
懐かしの1枚から、レアな1枚まで。ジャケット・アートの世界をご堪能ください。
コレクション展Ⅱ 1950~1970
1950~70年代に制作された、当館所蔵の作品約20点を展覧します。本展は、音楽という側面から当時の文化を再考する企画展「ジャケットデザイン 50-70’s ジャケットでめぐる昭和」と同時開催とし、美術の面からも当時にスポットをあてようというものです。
「コレクション展Ⅰ」(仲田好江 コレクション展)に続き、1954年に結成した具体美術協会の作家をはじめ、芦屋ゆかりの洋画家・彫刻家を中心に展覧する、本年度2回目の所蔵作品展示となります。
仲田好江展 春の花の咲くころに
身近な人形や植物等の静物を独自の表現で描いた仲田好江の世界をご堪能ください。
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蒼山日菜 レース切り絵展 ラ・コンタンプラシオン~沈思黙考