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美術の中の風景散歩
  • 第2展示室
  • 開催日:2011年10月22日 ~2011年12月11日

休館日:月曜日

概要:海や川、空の色合いの美しさや山並みの雄大さといった自然美、人の営みが感じられる都市の情景など、魅力ある風景は多くの作家の心をとらえて止みません。心に響いた風景は、その時の感動と共に作品へとつながります。小出楢重が描く大阪の都市や吉原治良の芦屋風景、山本直治の京都風景のほか、ハナヤ勘兵衛が写した神戸や奈良の光景など、大正から昭和にかけての関西の一風景を、作家のまなざしとともに散策していきます。
彼らの作品を「散歩」するなかで、あなたの心の風景へ思いを巡らせていただければ幸いです。
 


 
 
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:一般300(240)円、大高生200(160)円、中学生以下無料
※同時開催「具体誕生」展および「芦屋の遺跡とその出土品」展の観覧料も含む
※( )内は20名以上の団体料金
※ 芦屋市内に居住する高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護者の方は各当日料金の半額になります。
 
主催:芦屋市立美術博物館
協力:株式会社ゴードー、株式会社ハナヤ勘兵衛、ターナー色彩株式会社、KONTA Inc.
 
【主な展示作品】
 

・吉原治良 ≪鯔とチューリップ≫ 1928年 油彩・布
・小出楢重 ≪海辺風景≫ 1930年 油彩・布
・山崎隆夫 ≪芦屋川≫ 1988年 油彩・布
・大橋了介 ≪神戸の波止場≫ 1935年頃 油彩・布
・ハナヤ勘兵衛 ≪船出(神戸港)≫ 1936年 ゼラチンシルバー・プリント
・福井市郎 ≪メリケン波止場≫ 制作年不詳 ドライポイント・紙
・山本直治 ≪疎水風景≫ 1967年 油彩・布
・≪阪神名勝図絵≫32点
・神戸、芦屋などの絵葉書
・小出楢重 16mmフィルムによる記録映像
ほか約75点
 
※会期中に一部展示替えを行います
前期:10月22日(土)-11月13日(日)
後期:11月15日(火)-12月11日(日)

 
【関連イベント】
 
(1)オープニング・コンサート

「挑戦と情景 記憶と心に寄せて」
日時=10月22日(土) 午後2時-
会場=エントランスホール 無料(要展覧会チケット)
出演=なちゅれ(西山枝里/ヴァイオリン、福本聖子/ヴァイオリン、中田瑛子/ピアノ)

 
(2)学芸員によるギャラリートーク

日時=10月29日(土)、12月3日(土) どちらも午後2時-(1時間程度)
会場=展示室 聴講無料(要展覧会チケット)

 
(3)写真撮影会「芦屋の写真散策」

日時=11月5日(土) 午後1時-午後4時
講師=永田徹(写真家・株式社ハナヤ勘兵衛撮影部長)
桑田敬司(ハナヤ勘兵衛曾孫)
参加費=1,000円
持ち物:デジタルカメラあるいはフィルムカメラ(ポジフィルム限定)
定員=20名 ※要事前申込(締切=10月25日(火)必着)
○芦屋川沿いを歩きながら風景を撮影し、後日美術館にて展示します(小雨決行)

 
(4)見学会「建物のある風景-芦屋の近現代建築」

日時=11月13日(日) 午後1時-午後4時
講師=梅宮弘光(建築史家・神戸大学大学院准教授)
参加費=500円
定員=20名 ※要事前申込(締切=11月1日(火)必着)
○芦屋の近代建築の見学会を行います(旧芦屋郵便局電話事務室、仏教会館ほか)

 
(5)「ターナー色彩株式会社工場見学会」

日時=11月22日(火) 午後1時-午後3時
講師=瀧川隆弘(ターナー色彩株式会社研究開発室)
訪問先=ターナー色彩株式会社(大阪市淀川区)
参加費=500円
定員=20名 ※要事前申込(締切=11月10日(木)必着)
○工場見学と『現代絵画材料の発展と歴史』のレクチャーを予定

 
 

申込方法(3・4・5)
往復はがきに、ご希望のイベント/住所/氏名/年齢/連絡先をご記入の上、芦屋市立美術博物館までお送りください。なお、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
 
◎お申込み・お問い合わせ
芦屋市立美術博物館
〒659-0052 芦屋市伊勢町12-25
TEL.0797-38-5432
URL http://ashiya-museum.jp/
 
 
※個人情報は関連企画の受付事務においてのみ使用いたします。