展覧会これまで

  • 「コレクション展 こども と おとな ーこれ、なににみえる?」

    • 芦屋市立美術博物館 エントランスホール、第1展示室、第2展示室
    • 開催日:2019年7月13日 ~2019年9月23日

    展覧会チラシはこちら


    【開催趣旨】
    美術作品には、ちょっと変わった方法や素材で作られた作品、身近なモチーフから想像で描いたものまで独創的に表現した作品があります。それをみて何を感じるでしょうか。きれい、おもしろい、ふしぎ、すき、きらい、よくわからない…。心に起こる様々な変化は、何かを感じ取った証です。
    本展は、当館所蔵の近現代の絵画・立体作品を、なにで(素材)・どうやって(技法)・どんなふうに(表現)といったテーマを鑑賞のポイントとし、親しみやすい解説で紹介します。「なにで」「どうやって」「どんなふうに」を知ると、心で感じ取った「何か」を見つけるヒントになることでしょう。そして、作者の思いを想像したり、お気に入りの作品が見つかると、美術との出会いがもっと楽しくなるはずです。作品から何を感じたか…こどもも、おとなも、思ったことを伝え合ってみませんか。本展では、鑑賞後の意見交換にご活用いただけるよう、感想コーナーを設けます。ぜひ、この夏は美術博物館へ遊びに来てください。

    【開催要項】
    会期:2019年7月13日(土)-9月23日(月・祝)
    開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
    会場:芦屋市立美術博物館 エントランスホール、第1展示室、第2展示室
    休館日:会期中の月曜日(ただし7/15, 8/12, 9/16,23は開館、7/16, 8/13, 9/17は休館)
    観覧料:一般500(400)円、大高生300(240)円、中学生以下無料
    ■同時開催「芦屋の歴史と文化財」展の観覧料も含む
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護者の方は各当日料金の半額になります。
    ※観覧無料の日:8月11日(日・祝)、8月15日(木)、9月1日(日)
    主催:芦屋市立美術博物館
    後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、ラジオ関西

     
    【展覧会の特徴】
    楽しくアートに触れていただくため、3つのツールを用意します。
    1. ワークシート
    夏休みの自由研究にもご活用いただける、鑑賞の手掛かりとなるワークシートを配布します。作品を観察して気づいたことや、想像したことを書き込み鑑賞を深めてください。お子様だけでなく、一般の方もご利用いただけます。
    2. こども向け解説キャプション
    専門用語は使わず、お子様にも分かりやすい言葉で鑑賞のポイントを解説します。また、お子様の目線の高さにキャプションを設置します。事前知識なしでご来館いただいた方も、作品により親しんでいただけることでしょう。 
    3. 感想コーナー
    展覧会鑑賞後に感じたこと、気に入った作品といった感想をカードに書き込んでいただけるコーナーを設けます。ご来館の記念や、意見交換の場にご活用ください。

    ●会期中の毎週水曜日は「トークフリーデー」(会話を楽しむ美術の時間)
    昨年度ご好評いただいた「トークフリーデー」を本展でも実施いたします。ご家族やお友だちと自由におしゃべりを楽しみながらご鑑賞いただけます。お気に入りの作品を見つけて会話を楽しんでいただこうという取り組みです。小さなお子様とご一緒の方もリラックスして、ぜひご来館ください。

    【展覧会構成】
    第一章 なにで(素材)
    でこぼこ、きらきら、つるつる、ぐにゃぐにゃ。なにでできてる?

    第一章では、作品に使用された材料(素材)について考えます。胡粉とビニール接着剤(ボンド)を練り上げてレリーフ状の下地を作り出した小野田實や、半乾き状態のビニール接着剤(ボンド)をふくらませ独特のかたちを生み出した松谷武判といった具体美術協会の作家や、ドロドロに溶かした新聞紙をベースに植物の組織を思わせる中川佳宣の作品など、いろいろな素材をが組み合わされた作品をご紹介します。

    第二章 どうやって(技法)
    ふとい線、ほそい線、いろんなかたち。どうやったらできる?

    第二章では、作品の制作プロセス(技法)について考えます。自らの足を絵筆の代わりに使い躍動感あふれる絵画を描いた白髪一雄や、新聞紙やダンボールなどを陶にシルクスクリーンで形を写した陶芸作品を生み出した三島喜美代、印画紙の上に直接物を置き光をあてて写真作品を制作した瑛九といった、特徴的な方法で制作された作品をご紹介します。大胆なものから緻密なものまで、それぞれの作品が持つ痕跡をじっくり観察してみてください。

    第三章 どんなふうに(表現)
    みたことあるもの、みたことないもの。どんなふうにえがく?

    第三章では、対象の表し方(表現)について考えます。対象を独特な遠近感で描いた上山二郎やユーモラスな形と明るい色彩で構成された作品を生み出した元永定正デフォルメした人体の木彫シリーズを多く手掛けた植木茂。実際に存在するものや風景から想像の世界まで、作家たちが表したものと、表現によって受ける印象のちがいを探ってみましょう。

    【主な展示作品・資料】


     
    1.小野田實 《作品 64-H》 1964年 油彩、ボンド、樹脂、板
    2.松谷武判 《作品・62》 1962年 樹脂系接着剤、合成樹脂系絵具、布
    3.中川佳宣 《果実あつめ》 1990年 ミクストメディア
    4.瑛九 《散歩(瑛九フォトデッサン集『真昼の夢』①)》 1951年 ゼラチンシルバー・プリント
    5.三島喜美代 《Package-88-s》 1988年 陶
    6.元永定正 《あかのうえ》 1986年 シルクスクリーン、紙
    7.上山二郎 《静物(吸取紙)》 1923年 油彩、布

    全て芦屋市立美術博物館蔵
    展示点数 約60点

     
    【関連イベント】
    (1) 講演会「みる・考える・話す・聴く-対話型鑑賞で得られる「生きる力」-」
    日時:7月20日(土) 14:00-16:00
    会場:講義室
    講師:福 のり子 氏(アート・コミュニケーション研究センター 所長、京都造形芸術大学芸術学部 教授)
    定員:80名
    聴講無料(※高校生以上は要観覧券)、申込不要

    (2) 親子で楽しむ おはなし付きコンサート
    サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」
    日時:7月21日(日) 14:00-15:30(予定)
    会場:1Fホール
    定員:100名
    鑑賞無料(※高校生以上は要観覧券)、申込不要

    (3) 工場見学&絵の具づくり体験「絵の具工場を見に行こう!」
    日時:8月6日(火)12:45-16:30
    会場:ホルベイン枚岡工場(東大阪市)
    (※集合場所は近鉄瓢箪山駅を予定。詳細は当選ハガキにてご案内します。)
    定員:20名 10歳以上(※小学生は保護者同伴)
    材料費:500円(※交通費はご負担ください)
    申込方法:往復はがきにてお申込みください。
    氏名・住所・年齢(こどものみ)・電話番号・参加人数 を明記のうえ下記までお送りください。
    〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25 芦屋市立美術博物館 工場見学イベント宛
    ※7月23日(火)必着 ※応募者多数の場合は抽選

    (4) 声優さんによる音と映像の楽しいよみきかせ 
    「小学館 おはなし玉手箱」
    日時:8月11日(日・祝) ※観覧無料の日
    1回目 11:00-11:40/2回目 14:00-14:40
    会場:講義室
    定員:各回親子40組 1~6歳
    参加無料、要申込
    ※7月28日(日) 申込み締切

    (5) ワークショップ❶「いろんな素材でBOXアートづくり」
    日時:8月25日(日) 13:30-16:00
    会場:体験学習室
    定員:20名 小学生以上
    材料費:300円(※高校生以上は要観覧券)
    【要申込】
    ※8月12日(月・振休) 申込み締切

    (6) ワークショップ❷「キャンバス張り、教えます!」
    日時:9月16日(月・祝) 14:00-16:00
    会場:体験学習室
    講師:里 陽造 氏(有限会社一風堂)
    定員:15名 10歳以上
    材料費:1,000円(※高校生以上は要観覧券)
    【要申込】
    ※8月27日(火)申込み締切 

    ★(4)~(6) お電話(℡.0797-38-5432)にて氏名・電話番号・参加人数・参加時間(※(4)のみ)をお伝えください。※応募者多数の場合は抽選

    (7) ギャラリートーク
    日時:7月28日(日)、8月18日(日)、9月1日(日) 14:00-約1時間
    参加無料(※高校生以上は要観覧券)、申込不要。直接会場へお越しください

     
    【会期中のその他イベント】アートスタディプログラム「まなびはく2019」
     
    (1)「星の読書」 7月15日(月・祝)
    * astronavigation
    (藤本由紀夫氏(アーティスト)、大西正一氏(グラフィックデザイナー)、鈴木大義氏(グラフィックデザイナー)、
    中山博喜氏(写真家)、守屋友樹氏(写真家))

    (2)「美術館ってどんな場所?~美術館教育普及現場からのお話」 8月17日(土)
    清家三智氏(名古屋市美術館 学芸員)、遊免寛子氏(兵庫県立美術館 学芸員)、本丸生野氏(姫路市立美術館 学芸員)

    (3)「個と風景の「造形」」ワークショップ、パフォーマンス、トーク 9月7日(土)
    髙橋耕平氏(美術家)

    ※参加方法など詳しくはHPにて順次ご案内いたします。

    ※プレスリリースはこちら

  • ―描かれた神戸・大阪― 阪神名勝図絵と青山政吉

    • 第1展示室、第2展示室、ホール、歴史展示室
    • 開催日:2019年4月13日 ~2019年6月30日

    展覧会チラシはこちら ー描かれた神戸・大阪―チラシPDF



    ■開催趣旨:
     神戸・大阪間が現在のように発展してきた端緒となったのが、鉄道の発達でした。なかでも明治38(1905)年に開通した阪神電鉄沿線は住宅地として急激に開発されます。『市外居住のすヽめ』によって「健康地として最良」と紹介された阪神間には、良好な住環境を求めて移住する人たちが増えていきました。その頃の阪神間の景観を描いたのが《阪神名勝図絵》であり、大正5(1916)年に大阪朝日新聞に連載記事として掲載された後、30点からなる彩色木版作品として出版されることとなります。描いたのは、赤松麟作を筆頭に野田九甫、水島爾保布、幡恒春という大阪朝日新聞に所属していた画家達と大阪朝日新聞記者の永井瓢齊で、実際に芦屋や宝塚、六甲山など現地に取材旅行に出かけ、何気ない地域の景観を穏やかな筆致で描いています。こんにち想像する洗練された阪神間のイメージではない、牧歌的ともいえる大正初期の地域の面影が描き込まれているのです。

     一方、大正9(1920)年、大阪で料亭を営む家に生まれた青山政吉は、京都市立絵画専門学校で日本画を学ぶかたわら、黒田重太郎のもとで洋画を学びます。卒業後、小学校の美術教員となりますが、小学校校長らの尽力によって渡欧を果たし、帰国後、水彩画を描き始めます。日本画と洋画を共に修得した青山政吉にとって、水彩画は、日本画の繊細さとダイナミックな洋画の双方の特徴を発揮できる格好の技法でした。日本全国の景色を描いた青山政吉ですが、本展では、平成27(2015)年に当館に寄託された、芦屋や西宮をはじめとする阪神間を描いた作品全55点を一堂に展覧いたします。

     両作品では、木版画と水彩画との違いこそあれ、ともに阪神間の風景を題材にしています。それぞれに異なる風景画の魅力をご紹介いたします。

     
    ■主な展示品
    1 阪神名勝図絵
    ■版画 30点
     

     
    1|阪神名勝図絵 《蘆屋》野田九甫画(大正6(1917)年) 
    2|阪神名勝図絵 《三の宮》野田九甫画(大正6(1917)年)
    3|阪神名勝図絵 《神戸波止場》赤松麟作画(大正6(1917)年) 
    4|阪神名勝図絵 《今津》幡 恒春画(大正6(1917)年)
    ※1~4 芦屋市立美術博物館蔵

    2 関連資料
    ■朝日新聞紙面 ※阪神名所図絵連載(予定)
    1|市街居住のすヽめ
    2|郊外生活

    3 青山政吉
    ■水彩画 55点 ※芦屋市立美術博物館寄託作品
     

     
    5|《芦屋川》青山政吉画(昭和63(1988)年)
    6|《甲子園球場》青山政吉画(平成2(1990)年)
    7|《淀川(毛間)》青山政吉画(昭和63(1988)年)
    8|《芦屋川畔》青山政吉画(平成2(1990)年)


    など総展示数約100点
    以上

    ※プレスリリースはこちら⇒―描かれた神戸・大阪―PR

  • 芦屋の歴史と文化財

    • 1階 歴史資料展示室
    • 開催日:2019年4月13日 ~2019年9月23日

    会期:前期:2019年4月13日(土)-6月30日(日)
    後期:2019年7月13日(土)-9月23日(月・祝)
    (7月1日(月)-7月12日(金)は展示替えのため休館)
    開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
    会場:芦屋市立美術博物館 1階歴史資料展示室
    休館日:月曜日 ※4月29日、5月6日(月・祝)、4月30日(火)は開館、5月7日(火)は休館
    観覧料:同時開催の展覧会の観覧料に含める。
    4月13日(土)-6月30日(日)
    一般500円(400円)、大高生300円(240円)※中学生以下無料
    7月13日(土)-9月23日(月・祝)
    一般500円(400円)、大高生300円(240円)※予定、中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※ 高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額
    ※無料観覧の日 あしやつくる場開催日(5月25日(土)、26日(日))
    主催:芦屋市立美術博物館

    ■同時開催
    4月13日(土)-6月30日(日)
    ―描かれた神戸・大阪― 阪神名勝図絵と青山政吉
    7月13日(土)-9月23日(月・祝)
    コレクション展 こども と おとな ―これ、なににみえる?

    ■開催趣旨:
    この度、芦屋市立美術博物館では「芦屋の歴史と文化財」展を開催いたします。
    芦屋の地に人が生活し始めるのは、約2万年前の後期旧石器時代と考えられていますが、それから長い年月、この地に生きる人々は自然に恵まれた豊かな環境の中で生活を続け、歴史を刻み、数多くの文化財を生み出してきました。本展では、芦屋の歴史を古代、中世・近世、近代にわけ、それぞれの時代の主要な歴史資料をご紹介いたします。
    古代の芦屋では、市内に存在する多くの遺跡を紹介し、出土品をご覧いただくことで、芦屋が交通の要衝、文化の拠点であったことを再発見していただきたいと考えます。
    近代の芦屋は、交通機関の整備によって郊外居住というライフスタイルを確立していきます。土地利用は農地から宅地へ急速に変化し、全国に知られる高級住宅地となりました。
    時代の移り変わりとともに芦屋が発展を遂げてきた歴史を、資料とともに実感していただければ幸いです。
    併せて、芦屋市民の貴重な財産である、芦屋市指定文化財を前期、後期に分けてご紹介いたします。

    ■関連事業
    ワークショップ、ギャラリートークを実施予定(別途案内)

    ≪主な展示品≫※前期、後期で一部展示替えを行う。
    ・ナウマン象の歯の化石 1点 芦有ゲート付近出土 約3~10万年前
    ・国府型ナイフ形石器 1点 打出小槌遺跡出土 旧石器時代
    ・会下山遺跡からの出土品 弥生時代
    ・鶏形埴輪 1点 金津山古墳出土 5世紀前半
    ・靫形埴輪 1点 打出小槌古墳出土 5世紀末頃
    ・勾玉 3点 岩ケ平7号墳出土 古墳時代
    ・水晶製三輪玉 2点 山芦屋古墳 6世紀
    ・金環 1点 旭塚古墳 7世紀
    ・芦屋廃寺からの出土品
    ・『摂津名所図会』 1冊 寛政8‐10(1796-98)年
    ・摂津国一覧絵図 1点 弘化4(1847)年
    ・芦屋川水車絵図 1幅 江戸時代
    ・芦屋川を渡る阪神電車 1枚 大正
    ・春の阪急沿線へ 1枚 昭和
    ・市外居住のすすめ 1冊 明治41(1908)年
    ・イラストレイテッド・ロンドン・ニュース 1点 昭和
    ・六麓荘ドライブウエイの光景 1枚 昭和
    ・三楽園・苦楽園土地利用図 1点 昭和
    ・精道村土地利用図 3枚 大正3(1914)、大正7(1918)、昭和7(1932)年
    ・芦屋浜海水浴場ポスター 昭和30年代(1955~1964)年
    ・打出焼  数点 昭和30年代(1955~1964)年
    ・芦屋市役所看板 1基 昭和15(1940)年頃
    ・三好長康山論裁許状〈芦屋市指定文化財〉1点 永禄3(1560)年

    など総展示数約100点 ※全て当館蔵
    以上

  • 第36回芦屋市造形教育展

    • 開催日:2019年2月16日 ~2019年2月24日

    開催趣旨:芦屋市内の幼稚園、小学校、中学校の子どもたちの作品を全館にわたり展示します。
    開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
    休館日:2月18日(月)
    観覧料:無料
    主催:芦屋市教育委員会、芦屋市造形教育研究会
    問い合わせ:芦屋市教育委員会学校教育課(TEL:38-2087/平日執務時間内)
    ※歴史資料展示室では「昔のくらし」展を同時開催
     

    第35回 芦屋市造形教育展の様子 2018年(参考)

  • 昔のくらし

    • 1階 歴史資料展示室
    • 開催日:2018年12月8日 ~2019年2月24日

    開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)、年末年始(12月28日(金)- 1月4日(金))、2月12日(火)-2月15日(金)
    観 覧 料:
    ①平成30年12月8日(土)-平成31年2月11日(月・祝)
    一般500円(400円)、大高生300円(240円)、中学生以下無料
    ②平成31年2月16日(土)-2月24日(日)
    無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※ 高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額
    ※ 観覧無料の日(平成30年12月24日、平成31年1月14日)
    主催:芦屋市立美術博物館
    同時開催:
    ザ・コレクション 星のような ―のこすこと/のこされるもの
    (会期:平成30年12月8日(土)-平成31年2月11日(月・祝)
    第36回芦屋市造形教育展
    (会期:平成31年2月16日(土)-2月24日(日)
    展示概要:本展では、昔のくらしを「衣」、「食」、「住」の3つに分けて、昔のくらしに役立っていた様々な資料を紹介します。
    「衣」では、装飾性の高い婚礼衣装や、乳児用の頭巾、家庭での裁縫に欠かせなかったアイロンや足踏みミシンなどを展示します。
    「食」では、電気やガスがまだ普及していなかった時代に使われた炊飯のための釜、氷を入れて冷やす木製の冷蔵庫などを、現代のものと比較しながらご覧いただきます。
    「住」は、住まいの中で使われた道具として、ラジオや暖房器具であるこたつ、湯たんぽなどを展示します。また、衣・食・住のそれぞれに、芦屋で実際に使われ、大切に残されてきた身近な資料も展示します。
    現在では、電気やガスの力によって、大変便利なくらしを送ることができますが、昭和のはじめころには、電気やガスを使わず、人の力や機械の力でくらしていました。
    昔の人が大事に使っていた資料を通して、道具やくらしが変わってきたのは、人々のどんな知恵や願いが込められていたのかを考えます。今のくらしができるようになった道具の進化や、人々の工夫に注目してください。
     
    ≪主な展示品≫
     ・頭巾
     ・鉄製アイロン
     ・七輪 
     ・湯たんぽ
     ・膳
     ・豆いり器
     ・蓄音機
     ・精道村消防組
     ・打掛
     ・留袖
     ・足踏ミシン
     ・氷冷蔵庫
     ・精道村消防組装束
     ・ひなかざり
     ・打出焼鉢

     
    1|おひつ
    2|打掛(昭和)
     
    など総展示数約80点 ※全て当館蔵
    以上

  • The Collection 星のような - のこすこと/のこされるもの

    • 開催日:2018年12月8日 ~2019年2月11日

    展覧会チラシはこちら The Collection 星のような - のこすこと/のこされるもの

    開催趣旨:
    当館では、美術作品とともにスケッチ帳や日記帳、手書きの原稿や写真資料など、作家の関係資料も収蔵・保管しています。中には、谷崎潤一郎が小説『蓼喰う虫』の挿絵を依頼した小出楢重宛ての書簡や、滞欧時に楢重が家族や親しい人へ宛てた手紙のほか、藤田嗣治や荻須高徳らが書き綴った大橋了介への葉書、大橋と写る佐伯祐三や山口長男らの写真、伊藤継郎が所属していた二科会や新美術家協会、新制作派協会などでの宴席や料理好きだった伊藤が小磯良平や竹中郁を招いた食事会での記念写真など、私的な部分に触れる資料も多く存在します。自画像のような凛とした佇まいではなく、家族として、また志をともにする仲間としてくつろぐ作家のもう一つの顔を見ることができるこれらの資料は、作家の家族や親せき、親しい人たちが、思い出とともに大切に保管していたものでした。その思いとともに残された資料が、視点を変えることでその時代の美術の歴史を紐解く重要な発見となります。あたかも、夜空に輝く星がつながり星座となるように、残された資料がその作家の形を浮かび上がらせてくれるのです。
    この度、小出楢重や大橋了介、伊藤継郎のほか、芦屋カメラクラブや具体美術協会の関係資料などを所蔵作品とともに紹介し、作家像やグループ像に迫ります。

     

    会期:2018年12月8日(土)- 2019年2月11日(月・祝)
    開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
    休館日:月曜日
    〔ただし、12/24,1/14,2/11は開館、12/25,1/15は休館)、年末年始(12/28-1/4)]
    観覧料:一般500円(400円)、大高生300円(240円)、中学生以下無料
    括弧内は20名以上の団体料金。高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方、ならびにその介護の方は各当日料金の半額。
    観覧無料の日:12月24日(月・祝)、2019年1月14日(月・祝)
    ◇会期中の毎週水曜日はトークフリーデー(会話を楽しむ美術の時間)
    主催:芦屋市立美術博物館
    後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、神戸新聞社、
    NHK神戸放送局、Kiss FM KOBE

     

    ■関連イベント

    1/トーク「家族から見た作家像」(仮称)
    トーク「家族から見た作家像」(仮称)
    日時:2019年1月20日(日) 14:00-16:00 (予定)
    会場:当館講義室
    語り手:桑田敬司(写真店「ハナヤ勘兵衛」4代目、ハナヤ勘兵衛曾孫)、
    吉村有子(アーティスト・伊藤継郎孫)
    聞き手:河﨑晃一(甲南女子大学教授)
    会場:講義室
    定員:60名
    *聴講無料(ただし要観覧券)  *申込不要、直接会場へお越しください。

     

    2/ワークショップ「オリジナルの額に絵を飾ろう」
    日時:12月16日(日) 13:30-16:30
    会場:体験学習室
    対象:小学生以上のどなたでも
    定員:30名
    材料費:300円(高校生以上は要観覧券)
    申込方法:電話(0797-38-5432)にて、氏名、住所、年齢(子どものみ)、電話番号をお伝えください。
    締切/12月7日(金)17:00まで   *応募者多数の場合は抽選。

     

    3/ボランティアによる美術館ツアー
    会期中の水曜の14:00-(約45分)
    *聴講無料(ただし要観覧券)

     

    4/学芸員によるギャラリートーク
    日時:12月15日(土)、2019年1月26日(土) 、2月9日(土) 両日とも14:00-(約1時間)
    *聴講無料(ただし要観覧券)

     

    ■会期中のその他関連イベント

    〇アートスタディプログラム まなびはく 「松谷武判の仕事」
    日時:12月22日(土) 14:00-16:30 定員80名 *申込不要、直接会場へお越しください。
    講師:松谷武判(美術家)

     

    〇ミュージアムエデュケーション研究会2018 みんなの学美場「あいするデザイン」
    日時:2019年1月19日(土) 13:30-16:00 定員15名 *要事前申込(締切1月5日(土))
    講師:角谷慶(グラフィックデザイナー)

     

    ■作品
    *資料・作品等  約200点

     

    1|小出楢重 《自画像》 1920年 油彩、板
    2|吉原治良 《作品》 1956年 油彩、布
    3|ハナヤ勘兵衛 《船C》 1930年 ゼラチンシルバー・プリント
    4|伊藤継郎 《鵜》 1965年 油彩、布
    5|大橋了介 《街角の風景》 1929-33年 油彩、布
    ※1~5、芦屋市立美術博物館蔵

    ※プレスリリースはこちら

  • 平成30年度「芦屋の歴史と文化財」展

    • 1階 歴史資料展示室
    • 開催日:2018年7月1日 ~2018年11月25日

    開催趣旨:
     この度、芦屋市立美術博物館では「芦屋の歴史と文化財」展を開催いたします。
    芦屋の地に人が生活し始めるのは、約2万年前の後期旧石器時代と考えられていますが、それから長い年月、この地に生きる人々は自然に恵まれた豊かな環境の中で生活を続け、歴史を刻み、数多くの文化財を生み出してきました。本展では、芦屋の歴史を古代、中世・近世、近代にわけ、それぞれの時代の主要な歴史資料をご紹介いたします。
     古代の芦屋では、市内に存在する多くの遺跡を紹介し、出土品をご覧いただくことで、芦屋が交通の要衝、文化の拠点であったことを再発見していただきたいと考えます。
     近代の芦屋は、交通機関の整備によって郊外居住というライフスタイルを確立していきます。土地利用は農地から宅地へ急速に変化し、全国に知られる高級住宅地となりました。
    時代の移り変わりとともに芦屋が発展を遂げてきた歴史を、資料とともに実感していただければ幸いです。

    会期:前期:平成30(2018)年7月1日(日)-9月9日(日)
        後期:平成30(2018)年9月22日(土)-11月25日(日)
    開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
    会場:芦屋市立美術博物館 1階 歴史資料展示室
    休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)
    観覧料:同時開催の展覧会の観覧料に含めます。
    一般500円(400円)、大高生300円(240円)※予定、中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※ 高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育
     手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額
    ※無料観覧の日 11月17日(土)、11月18日(日)、関西文化の日
    主催:芦屋市立美術博物館

     
    ■同時開催
    9月22日(土)-11月25日(日)
    富田砕花展―受け継がれる詞(うた)―
     
    ■関連事業
    ワークショップ、ギャラリートークを実施予定
    ※後日、ホームページでご案内します。

     
    ■主な展示品
    総展示数約70点 ※全て当館蔵
     

     
    1.ナウマンゾウの歯の化石(約10~3万年前)
    2.鶏形埴輪(金津山古墳出土 5世紀後半)
    3.播磨名所巡覧図会(享和3(1803)年)
    4.水車小屋絵図(安政4(1857)年)
    5.芦屋仏教会館設計図面(昭和2(1927)年頃)
     
    など総展示数約70点 ※全て当館蔵

  • 富田砕花展 ー受け継がれる詞ー

    • 第1展示室、第2展示室、ホール
    • 開催日:2018年9月22日 ~2018年11月25日

    展覧会チラシはこちら 富田砕花展―受け継がれる詞(うた)-

    開催趣旨:富田砕花は、岩手県盛岡市生まれの詩人です。明治41(1908)年、18歳で与謝野鉄幹・晶子主催の新詩社に加わり、同郷の石川啄木とともに歌会に出席、その年『明星』にて筆名「砕花」で短歌を発表しています。その後は、民衆の生活や心を日常的な口語で表現する民衆詩派の詩人として著名になり、ウォルト・ホイットマンなどの詩の翻訳を通じて大正デモクラシー期の日本に欧米の民主主義の思想を紹介しました。大正2(1913)年に病気療養のため芦屋を訪れ、大正10(1921)年に定住した後は、亡くなるまで芦屋ですごしました。
    芦屋をはじめ兵庫県の各地を訪れ、長編詩『兵庫讃歌』を発表したほか、芦屋市内の小学校など50以上の校歌や市町村歌、社歌を作詞したことから「兵庫県文化の父」と呼ばれています。
    本年は、富田砕花が「砕花」の筆名で短歌を発表してから110年、芦屋を最初に訪れてから105年の記念の年にあたり、改めて芦屋を愛した富田砕花の文学人生をふり返ります。
    本展では、多岐に渡る砕花の詩作活動の中から、特に校歌や市町村歌、社歌などに焦点を当て、数々の直筆資料を通して、今も受け継がれる砕花の詞(うた)の世界をご紹介します。

    会期:2018年9月22日(土)~11月25日(日)
    開館時間:午前10時-午後5時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:月曜日[ただし、9/24、10/8は開館、9/25(火)、10/9(火)は休館]
    観覧料:一般500円(400円)、大高生300円(240円)、中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額
    観覧無料の日:11月8日(木)・11月17日(土)・18日(日)
    主催:芦屋市立美術博物館
    後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人 兵庫県芸術文化協会、神戸新聞社、
    NHK神戸放送局、ラジオ関西

    ■関連イベント

    1/講演会「人を愛した砕花さん」
    日時:9月22日(土) 11:00~12:30 (予定)
    場所:講義室
    講師:三上 良樹氏(元NHK記者)
    小西 巧治氏(西宮芦屋研究所副所長・神戸国際大学非常勤講師)
    演題:「人を愛した砕花さん」
    定員:80名
    聴講無料(ただし要展覧会チケット)、事前申込不要

    2/富田砕花旧居見学会
    日時:10月21日(日) 14:00~15:00 (予定)
    場所:芦屋市立美術博物館 富田砕花旧居
    定員:30名
    参加無料(ただし要展覧会チケット)、参加希望の方はお電話で、
    氏名/住所/年齢/電話番号を10月5日(金)17:00までに当館宛にご連絡ください。応募者多数の場合は抽選になります。

    3/ホールコンサート「歌で綴る富田砕花の世界」
    日時:10月28日(日) 14:00~15:30(予定)
    場所:1階ホール
    出演:新井 俊稀氏(バリトン)他
    定員:80名
    鑑賞無料(ただし要展覧会チケット)、事前申込不要

    4/富田砕花賞授賞式
    日時:11月8日(木)10:30~12:00(予定)
    場所:講義室
    主催:芦屋市教育委員会

    5/ギャラリートーク
    日時:9月30日(日)、10月14日(日)、11月11日(日) 14:00~15:00
    会場:展示室
    参加費:無料(ただし要展覧会チケット)
    ■作品
    *総展示数100点

    1、自筆色紙
    「しんとろり こはくのいろの滴りの 澄めば澄むもの 音のかそけく」

    2、富田砕花自著

    3、ユーハイム社歌
    原稿
    昭和39(1964)年

    4、山崎町町歌
    昭和33(1958)年

    5、全国中等野球大会行進曲
    富田砕花自筆幅
    昭和10(1935)年

    6、自宅庭にて
    昭和55(1980)年

    ※全て芦屋市立美術博物館蔵

    ※プレスリリースはこちら

  • 芦屋の歴史と文化財

    • 1階 歴史資料展示室
    • 開催日:2018年7月1日 ~2018年11月25日

    開催趣旨:この度、芦屋市立美術博物館では「芦屋の歴史と文化財」展を開催いたします。
    芦屋の地に人が生活し始めるのは、約2万年前の後期旧石器時代と考えられていますが、それから長い年月、この地に生きる人々は自然に恵まれた豊かな環境の中で生活を続け、歴史を刻み、数多くの文化財を生み出してきました。本展では、芦屋の歴史を古代、中世・近世、近代にわけ、それぞれの時代の主要な歴史資料をご紹介いたします。
    古代の芦屋では、市内に存在する多くの遺跡を紹介し、出土品をご覧いただくことで、芦屋が交通の要衝、文化の拠点であったことを再発見していただきたいと考えます。
    近代の芦屋は、交通機関の整備によって郊外居住というライフスタイルを確立していきます。土地利用は農地から宅地へ急速に変化し、全国に知られる高級住宅地となりました。
    時代の移り変わりとともに芦屋が発展を遂げてきた歴史を、資料とともに実感していただければ幸いです。

    会期:前期 7月1日(日)-9月9日(日)
    後期 9月22日(土)-11月25日(日)
    (9月10日(月)-9月21日(金)は展示替えのため休館)
    開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
    会場:芦屋市立美術博物館 1階 歴史資料展示室
    休館日:月曜日
    観覧料:同時開催の展覧会に準じます。
    ※無料観覧の日 11月8日(木)富田砕花賞授賞式、11月17日(土)、11月18日(日)関西文化の日
    主催:芦屋市立美術博物館
    ■関連事業
    ギャラリートークを実施予定
    ※後日、ホームページでご案内します。
    ■主な展示品
    総展示数約70点 ※全て当館蔵

    1.ナウマンゾウの歯の化石(約10~3万年前)
    2.鶏形埴輪(金津山古墳出土 5世紀後半)
    3.播磨名所巡覧図会(享和3(1803)年)
    4.芦屋川水車絵図(安政4(1857)年)

    ■同時開催
    9月22日(土)-11月25日(日)
    富田砕花展―受け継がれる詞(うた)―

  • 【PRESS】
    チャペック兄弟と子どもの世界展

    【プレスリリース/PRESS RELEASE】チャペック兄弟と子どもの世界展


    【展覧会】

    特別展「チャペック兄弟と子どもの世界」

     

    【会期】

    2018年7月1日(日)-2018年9月9日(日)

     

    プレスリリースはこちらからご覧いただけます⇒最新プレスリリース(1.05MB)

     

    展覧会チラシはこちらからご覧いただけます⇒チラシ(2.66MB)