一覧に戻る>
「コレクション展 こども と おとな ーこれ、なににみえる?」
  • 芦屋市立美術博物館 エントランスホール、第1展示室、第2展示室
  • 開催日:2019年7月13日 ~2019年9月23日

展覧会チラシはこちら


【開催趣旨】
美術作品には、ちょっと変わった方法や素材で作られた作品、身近なモチーフから想像で描いたものまで独創的に表現した作品があります。それをみて何を感じるでしょうか。きれい、おもしろい、ふしぎ、すき、きらい、よくわからない…。心に起こる様々な変化は、何かを感じ取った証です。
本展は、当館所蔵の近現代の絵画・立体作品を、なにで(素材)・どうやって(技法)・どんなふうに(表現)といったテーマを鑑賞のポイントとし、親しみやすい解説で紹介します。「なにで」「どうやって」「どんなふうに」を知ると、心で感じ取った「何か」を見つけるヒントになることでしょう。そして、作者の思いを想像したり、お気に入りの作品が見つかると、美術との出会いがもっと楽しくなるはずです。作品から何を感じたか…こどもも、おとなも、思ったことを伝え合ってみませんか。本展では、鑑賞後の意見交換にご活用いただけるよう、感想コーナーを設けます。ぜひ、この夏は美術博物館へ遊びに来てください。

【開催要項】
会期:2019年7月13日(土)-9月23日(月・祝)
開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:芦屋市立美術博物館 エントランスホール、第1展示室、第2展示室
休館日:会期中の月曜日(ただし7/15, 8/12, 9/16,23は開館、7/16, 8/13, 9/17は休館)
観覧料:一般500(400)円、大高生300(240)円、中学生以下無料
■同時開催「芦屋の歴史と文化財」展の観覧料も含む
※( )内は20名以上の団体料金
※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護者の方は各当日料金の半額になります。
※観覧無料の日:8月11日(日・祝)、8月15日(木)、9月1日(日)
主催:芦屋市立美術博物館
後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、ラジオ関西

 
【展覧会の特徴】
楽しくアートに触れていただくため、3つのツールを用意します。
1. ワークシート
夏休みの自由研究にもご活用いただける、鑑賞の手掛かりとなるワークシートを配布します。作品を観察して気づいたことや、想像したことを書き込み鑑賞を深めてください。お子様だけでなく、一般の方もご利用いただけます。
2. こども向け解説キャプション
専門用語は使わず、お子様にも分かりやすい言葉で鑑賞のポイントを解説します。また、お子様の目線の高さにキャプションを設置します。事前知識なしでご来館いただいた方も、作品により親しんでいただけることでしょう。 
3. 感想コーナー
展覧会鑑賞後に感じたこと、気に入った作品といった感想をカードに書き込んでいただけるコーナーを設けます。ご来館の記念や、意見交換の場にご活用ください。

●会期中の毎週水曜日は「トークフリーデー」(会話を楽しむ美術の時間)
昨年度ご好評いただいた「トークフリーデー」を本展でも実施いたします。ご家族やお友だちと自由におしゃべりを楽しみながらご鑑賞いただけます。お気に入りの作品を見つけて会話を楽しんでいただこうという取り組みです。小さなお子様とご一緒の方もリラックスして、ぜひご来館ください。

【展覧会構成】
第一章 なにで(素材)
でこぼこ、きらきら、つるつる、ぐにゃぐにゃ。なにでできてる?

第一章では、作品に使用された材料(素材)について考えます。胡粉とビニール接着剤(ボンド)を練り上げてレリーフ状の下地を作り出した小野田實や、半乾き状態のビニール接着剤(ボンド)をふくらませ独特のかたちを生み出した松谷武判といった具体美術協会の作家や、ドロドロに溶かした新聞紙をベースに植物の組織を思わせる中川佳宣の作品など、いろいろな素材をが組み合わされた作品をご紹介します。

第二章 どうやって(技法)
ふとい線、ほそい線、いろんなかたち。どうやったらできる?

第二章では、作品の制作プロセス(技法)について考えます。自らの足を絵筆の代わりに使い躍動感あふれる絵画を描いた白髪一雄や、新聞紙やダンボールなどを陶にシルクスクリーンで形を写した陶芸作品を生み出した三島喜美代、印画紙の上に直接物を置き光をあてて写真作品を制作した瑛九といった、特徴的な方法で制作された作品をご紹介します。大胆なものから緻密なものまで、それぞれの作品が持つ痕跡をじっくり観察してみてください。

第三章 どんなふうに(表現)
みたことあるもの、みたことないもの。どんなふうにえがく?

第三章では、対象の表し方(表現)について考えます。対象を独特な遠近感で描いた上山二郎やユーモラスな形と明るい色彩で構成された作品を生み出した元永定正デフォルメした人体の木彫シリーズを多く手掛けた植木茂。実際に存在するものや風景から想像の世界まで、作家たちが表したものと、表現によって受ける印象のちがいを探ってみましょう。

【主な展示作品・資料】


 
1.小野田實 《作品 64-H》 1964年 油彩、ボンド、樹脂、板
2.松谷武判 《作品・62》 1962年 樹脂系接着剤、合成樹脂系絵具、布
3.中川佳宣 《果実あつめ》 1990年 ミクストメディア
4.瑛九 《散歩(瑛九フォトデッサン集『真昼の夢』①)》 1951年 ゼラチンシルバー・プリント
5.三島喜美代 《Package-88-s》 1988年 陶
6.元永定正 《あかのうえ》 1986年 シルクスクリーン、紙
7.上山二郎 《静物(吸取紙)》 1923年 油彩、布

全て芦屋市立美術博物館蔵
展示点数 約60点

 
【関連イベント】
(1) 講演会「みる・考える・話す・聴く-対話型鑑賞で得られる「生きる力」-」
日時:7月20日(土) 14:00-16:00
会場:講義室
講師:福 のり子 氏(アート・コミュニケーション研究センター 所長、京都造形芸術大学芸術学部 教授)
定員:80名
聴講無料(※高校生以上は要観覧券)、申込不要

(2) 親子で楽しむ おはなし付きコンサート
サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」
日時:7月21日(日) 14:00-15:30(予定)
会場:1Fホール
定員:100名
鑑賞無料(※高校生以上は要観覧券)、申込不要

(3) 工場見学&絵の具づくり体験「絵の具工場を見に行こう!」
日時:8月6日(火)12:45-16:30
会場:ホルベイン枚岡工場(東大阪市)
(※集合場所は近鉄瓢箪山駅を予定。詳細は当選ハガキにてご案内します。)
定員:20名 10歳以上(※小学生は保護者同伴)
材料費:500円(※交通費はご負担ください)
申込方法:往復はがきにてお申込みください。
氏名・住所・年齢(こどものみ)・電話番号・参加人数 を明記のうえ下記までお送りください。
〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25 芦屋市立美術博物館 工場見学イベント宛
※7月23日(火)必着 ※応募者多数の場合は抽選

(4) 声優さんによる音と映像の楽しいよみきかせ 
「小学館 おはなし玉手箱」
日時:8月11日(日・祝) ※観覧無料の日
1回目 11:00-11:40/2回目 14:00-14:40
会場:講義室
定員:各回親子40組 1~6歳
参加無料、要申込
※7月28日(日) 申込み締切

(5) ワークショップ❶「いろんな素材でBOXアートづくり」
日時:8月25日(日) 13:30-16:00
会場:体験学習室
定員:20名 小学生以上
材料費:300円(※高校生以上は要観覧券)
※8月12日(月・振休) 申込み締切

(6) ワークショップ❷「キャンバス張り、教えます!」
日時:9月16日(月・祝) 14:00-16:00
会場:体験学習室
講師:里 陽造 氏(有限会社一風堂)
定員:15名 10歳以上
材料費:1,000円(※高校生以上は要観覧券)
※8月27日(火)申込み締切 

★(4)~(6) お電話(℡.0797-38-5432)にて氏名・電話番号・参加人数・参加時間(※(4)のみ)をお伝えください。※応募者多数の場合は抽選

(7) ギャラリートーク
日時:7月28日(日)、8月18日(日)、9月1日(日) 14:00-約1時間
参加無料(※高校生以上は要観覧券)、申込不要。直接会場へお越しください

 
【会期中のその他イベント】アートスタディプログラム「まなびはく2019」
 
(1)「星の読書」 7月15日(月・祝)
* astronavigation
(藤本由紀夫氏(アーティスト)、大西正一氏(グラフィックデザイナー)、鈴木大義氏(グラフィックデザイナー)、
中山博喜氏(写真家)、守屋友樹氏(写真家))

(2)「美術館ってどんな場所?~美術館教育普及現場からのお話」 8月17日(土)
清家三智氏(名古屋市美術館 学芸員)、遊免寛子氏(兵庫県立美術館 学芸員)、本丸生野氏(姫路市立美術館 学芸員)

(3)「個と風景の「造形」」ワークショップ、パフォーマンス、トーク 9月7日(土)
髙橋耕平氏(美術家)

※参加方法など詳しくはHPにて順次ご案内いたします。

※プレスリリースはこちら