開催趣旨:人々の昔の暮らしぶりをご紹介する本展において、今年度は特に子どもの生活に焦点を当てます。芦屋には鉄筋コンクリート3階建て校舎の近代建築で、昭和8(1923)年に開校された山手小学校が存在しました。近年の生徒数の漸減によって平成11(1999)年、三条小学校と統合されました。明治5(1872)年に莵原郡芦屋小学校として西芦屋の安楽寺を仮教場として開校した精道小学校は、市内の小学校随一の歴史を有しています。
学校での授業や子どもたちの娯楽に焦点を当て、明治の末以降、急速に近代化が進んだ芦屋地域における子どもたちの暮らしぶりに迫ります。
開館時間: 午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)、
年末年始(2014年12月28日(日)~2015年1月5日(月))、
2015年2月9日(月)~20日(金)は展示替えのため休館
観覧料:一般500(400)円、大高生300(240)円、中学生以下無料
※「土器どき芦屋の物語-遺跡が語る芦屋の歴史-」展、「光の空―阪神・淡路大震災から20年―芦屋」展の観覧料含む
※( )内は20名以上の団体料金
※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方とその介護の方は各当日料金の半額
※「第32回芦屋市造形教育」展(2015年2月21日(土)~3月1日(日))開催時は観覧無料
主催: 芦屋市立美術博物館
■主な展示品
・そろばん 江戸時代
・算術書 明治38(1905)年
・『兵庫県管内地誌要略』 明治10(1877)年
・精道小学校校章 昭和初期
・山手小学校長椅子 昭和初期
・玩具 昭和
・木製椅子 昭和
・木製机 昭和
など総展示数約80点 ※全て当館蔵
■作品
■関連事業
古文書講座とギャラリートーク (全2回)
①「むかしの教科書解読講座その1」
②「むかしの教科書解読講座その2」
日 時|
①2014年12月21日(日) 午後2時から1時間半程度
②2015年1月10日(土) 午後2時から1時間半程度
会 場|当館一階講義室
講 師|当館学芸員
聴 講|無料(要展覧会チケット)
※事前申込不要 どなたでもご参加頂けます。