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「交差するアーティストたち-戦後の関西」展
  • 第1展示室、第2展示室、ホール
  • 開催日:2017年7月15日 ~2017年9月18日



開催趣旨:自由な表現、創作活動に制限のあった第二次世界大戦期を経たアーティストたちは、終戦の1945年以降、抑圧への反動を大きな力として様々な活動を進めていきました。新たなグループの結成、戦前に活動した団体の再興、今までにない表現の希求など、徐々に美術の動向は活発化します。それらの動きは、彼らが互いに強い影響を与え合って生まれたものと考えられます。本展ではコレクション作品のなかより、阪神間といわれる神戸から大阪を範囲とする地域ゆかりの長谷川三郎、吉原治良、津高和一を柱にして、アーティストたちの活動や交流を紹介します。

休 館 日:月曜日(ただし、7/17・9/18(月・祝)は開館、7/18(火)は休館)

開館時間:午前10時-午後5時(入館は閉館の30分前まで)

観覧料:一般500(400)円、大高生300(240)円、中学生以下無料
括弧内は20名以上の団体料金。高齢者(65歳以上)及び身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳所有の方ならびにその介護の方は各当日料金の半額
※同時開催「芦屋の歴史と文化財」展の観覧料も含む
※観覧無料の日:7月29日(土)、8月15日(火)、9月3日(日)

主催:芦屋市立美術博物館

後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、FM802

 
 
■関連イベント
1 講演会「関西の前衛 1930年代〜60年代」
日時:7月30日(日)14時~(1時間半程度)
講師:河﨑 晃一氏(甲南女子大学教授)
定員:60名
会場:講義室
参加費:無料(ただし要展覧会チケット)

2 子供のためのワークショップ
日時:8月12日(土)14時~(1時間半程度)
講師:堀尾 貞治氏(美術家、元「具体美術協会」会員)
対象:3歳~8歳(小学2年生まで)*要保護者同伴
定員:50名※先着順
会場:体験学習室、前庭など
参加費:無料
*申込みは不要ですので、当日13時30分より講義室へお集まりください。

3 担当学芸員によるギャラリートーク
日時:8月5日(土)、9月2日(土)各日とも14時~(1時間程度)
参加費:無料(ただし要展覧会チケット)

 
■作品
絵画80点、立体5点(予定) ※全て芦屋市立美術博物館所蔵作品で構成

 
1|長谷川三郎 《赤の静物》 1934年 油彩、カンヴァス 
2|吉原治良 《夜、鳥、猟人》 1951年 油彩、カンヴァス 
3|津高和一 《風化》 1956年 油彩、カンヴァス 
4|植木茂 《トルソ》 1978年頃 木 
5|上山二郎 《静物(吸取紙)》 1923年 油彩、カンヴァス
6|瑛九 《夜の子供たち(瑛九フォトデッサン集『真昼の夢』③)》 1951年 ゼラチンシルバー・プリント