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令和7年度 歴史企画展「立版古(たてばんこ)・立体の錦絵」
  • 開催日:2025年9月20日(土)~11月16日(日)、12月6日(土)~2026年2月8日(日)

歴史資料展示室企画展示スペース
※開館時間・休館日・観覧料は展覧会に準ずる

 

 
 

《展示内容》
 「立版古」とは、厚紙に印刷した錦絵(にしきえ)を切り抜き、組み立てて立体の絵として楽しむものです。歌舞伎の場面や名所旧跡のほか、船や人力車、交番などの立版古もあります。
江戸時代から明治・大正にかけて玩具として親しまれ、手軽に楽しめるジオラマとして普及しました。「立版古」は主に関西での呼び名で、版画のことを関西では「版古」といったことから来たとも言われます。
 現代のペーパークラフトの元祖ともいえる立版古。この立版古の展示を通じて、ジオラマやミニチュアに対する人々の思い、当時の関心のありよう、近代の玩具の歴史などに触れていただければと思います。