休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)
開催趣旨:誰もが一度は耳にしたことのある「小学一年生」などの学年別学習雑誌の歴史を紐解くと、その当時の社会が見えてきます。大正の時代からはじまった学習雑誌の表紙は、戦前、戦時中、戦後、そして現代へと至る子どもの教育の移り変わりを今に伝える貴重な歴史的資料です。
また、昭和の時代に流行したアニメのキャラクターや芸能人などを取り入れた学習雑誌の付録からも当時の娯楽がうかがえ、当館で所蔵する玩具からは、現在のようにテレビゲームが普及していなかった時代の子どもたちが、どのような工夫をして楽しく遊んでいたかを知ることができます。
本展では、学年別学習雑誌とその付録、子どもたちが使用していた玩具をご紹介し、日本の近代化が進められた大正の時代から現在に至るまでの子どもの暮らしぶりに迫ります。モノが豊かな現在の子どもたちに、工夫をして遊び、学ぶ大切さを歴史から学んで頂きたいと思います。
開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:一般500(400)円、大高生300(240)円、中学生以下無料
□ 同時開催「芦屋の歴史と文化財」の観覧料も含む
※( )内は20名以上の団体料金
※ 高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額になります。
主催:芦屋市立美術博物館
特別協力:株式会社小学館
後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、
財団法人日本児童教育振興財団、NHK神戸放送局、毎日新聞社、
関西テレビ放送、ラジオ関西、ジュンク堂書店芦屋店
【主な展示品】
学年別学習雑誌 約90点 小学館蔵
学習雑誌附録 約30点 小学館蔵
飾羽子板 昭和 当館蔵
子供園遊会絵葉書 昭和4(1929)年 当館蔵
精道小学校校章 昭和 当館蔵
精道小学校長椅子 昭和 当館蔵
市外居住のすすめ 明治41(1908)年 当館蔵
玩具(こだま) 昭和 当館蔵
算術書 3冊 明治38(1905)年 当館蔵
『母の辞典』 昭和32(1957)年 当館蔵
節句屏風 昭和 当館蔵
木製ボーリングゲーム 昭和 当館蔵
カラーブロック 昭和 当館蔵
生き残りゲーム 昭和 当館蔵
郷土玩具 10点 昭和 当館蔵
など総展示数約200点
【関連イベント】
(1)オープニング記念展示解説会
日 時 7月15日(月・祝) 午前10時30分より
会 場 展示室
講 師 当館学芸員
参加費 要観覧料
(2)学芸員によるギャラリートーク
日 時 7月27日(土)、8月17日(土) 午後2時より
会 場 展示室
参加費 無料(要展覧会チケット)
(3)大人も子どもも楽しめる見学会「万博公園・太陽の塔EXPOツアー」
日 時 8月10日(土)午後2時より5時まで(午後1時30分より受付)
講 師 当館学芸員
参加費 無料(交通費及び入園・入館料は各自負担)
対象年齢 小学生4~6年生とその保護者
定員 20名
訪問場所 万博公園(集合場所)→太陽の塔(現状は外観のみの観覧)→国立民族学博物館
(4)「夏休みは美術博物館で家族一緒に夏祭り!」
美術博物館前庭にて、夏祭りを開催します。ヨーヨー釣りや、スーパーボールすくい等の催しを予定しております。
日 時 8月4日(日)午後4時から7時まで
参加費 無料
会 場 美術博物館前庭
※当日に限り特別に午後8時まで開館します。(入館は午後7時30分まで)
【同時開催】
「芦屋の歴史と文化財」展(5月18日(土)-12月23日(月・祝))