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芦屋の歴史と文化財-むかしむかしのお話- 展

1階歴史資料展示室

開催日:2014年7月5日-9月7日
休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜日休館)

開催趣旨:本展では平成24年に文化財として指定された芦屋川の文化的景観が育んできた芦屋の歴史をご紹介します。古代の人々の暮らし、和歌や物語に登場する風光明媚な土地柄、住宅地として街が発展した阪神間モダニズムを中心に、古代から現代に至るまでの芦屋の歴史を辿ります。
さらに特集展示として、金津山古墳の埋蔵金に関する伝説や、在原業平に憧れを抱く公光の物語に関する歴史資料を展示し、芦屋の昔話がいつ頃生まれ、なぜ現在に至るまで人々の間で伝えられてきたのかという背景にも迫ります。京都や大坂といった上方に近い芦屋独自の文化が育んだ昔話や物語文学に触れていただき、芦屋の歴史に対する理解が深められる機会となります。

開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:一般500(400)円、大高生300(240)円、中学生以下無料
括弧内は団体料金。高齢者及び身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳所有の方、ならびにその介護の方は各当日料金の半額。
※同時開催「GUTAI×INTERNATIONAL 具体、海を渡る。」展もご覧いただけます。
主催:芦屋市立美術博物館

≪主な展示品≫
・漢式三翼鏃 会下山遺跡出土 1点 弥生時代
・鶏形埴輪 金津山古墳出土 1点 古墳時代
・円筒埴輪 金津山古墳出土 2点 古墳時代
・円筒埴輪 打出小槌古墳出土 2点 古墳時代
・鋸歯(きょし)複弁十二弁蓮華文軒丸瓦 1点 芦屋廃寺跡出土 奈良時代
・伊勢物語絵巻 2巻 江戸時代 
・『摂津名所図会』 1冊 寛政8‐10(1796-98)年  
・在原業平像 1軀 江戸時代  
・打出岸造遺跡上水道遺構 江戸時代
・芦屋名勝絵葉書帖 1冊 昭和初期 
・『阪神沿線誌』 1冊 昭和3(1928)年  
・『兵庫県新風景』 1冊 昭和4(1929)年 など総展示数約80点 
※全て当館蔵

■関連事業
(1)古文書講座とギャラリートーク
「芦屋の地名と昔話その一 ―打出」
日時:7月13日(日) 午後2時より(1時間半程度)
講師:当館学芸員
聴講:無料(要展覧会チケット)
※事前申込不要 どなたでもご参加いただけます。

(2)古文書講座とギャラリートーク
「芦屋の地名と昔話その二 ―月若」
日時:9月7日(日) 午後2時より(1時間半程度)
講師:当館学芸員
聴講:無料(要展覧会チケット)
※事前申込不要 どなたでもご参加いただけます。