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特別展関連展示「国芳一門の浮世絵師たち」
  • 開催日:2023年7月22日 ~2023年10月9日


歌川国芳『源氏雲浮世画合 若菜 下』 天保14-弘化4年(1843-47) 個人蔵

 

会  期 2023年7月22日(土)―10月9日(月・祝)
会  場 芦屋市立美術博物館 歴史資料展示室 企画展示スペース
開館時間・休館日・観覧料は特別展に準ずる

 
 
《展示内容》 
 本展は、特別展「最後の浮世絵師 月岡芳年」の関連展示です。
 月岡芳年の師である歌川国芳(1797~1861)は、江戸日本橋の染物業の家に生まれました。12歳の時に歌川豊国に入門し、10代後半で浮世絵師としてデビューしました。長い下積み時代を経て、30代前半で『通俗水滸伝豪傑百八人之一個』を発表したことで人気を博し、「武者絵の国芳」と呼ばれるようになりました。国芳の画風は、多くの弟子たちに引き継がれていきました。
 本展では、当館が保管している浮世絵コレクションの中から、国芳一門の作品を展示します。彼らが手掛けた作品をご堪能下さい。
 
展示品一覧

番号 作品名 作者 制作年 寸法(㎝) 所蔵
1 本朝景色美人圖會 歌川国芳 文化8-11年(1811-14) 37×25 個人蔵
2 源氏雲浮世画合 若菜 下 歌川国芳 天保14-弘化4年(1843-47) 35×25 個人蔵
3 四季遊観納涼のほたる 歌川国芳 弘化2-3年(1845-46) 36×76 個人蔵
4 泉水舟乗初 歌川国芳 弘化4-嘉永5年(1847-52) 37.5×76 個人蔵
5 風流弥生月 歌川芳虎 弘化4-嘉永5年(1847-52) 37.8×75.4 個人蔵
6 廓の雪光る遊君 落合芳幾 文久元年(1861) 36.8×72.5 個人蔵
7 一魁随筆 顔世御前 月岡芳年 明治6年(1874) 37×25 個人蔵
8 新撰東錦絵 白木屋於駒の話 月岡芳年 明治16年(1883) 37×49 個人蔵
9 風俗三十二相 しだらなさう 月岡芳年 明治21年(1888) 37.5×25.4 個人蔵
10 千代田之御表 於吹上公事上聴ノ図 楊洲周延 明治30年(1897) 38×72.8 個人蔵

 


歌川国芳『四季遊観納涼のほたる』弘化2-3年(1845-46) 個人蔵