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トーク「90年代の神戸の音の実験 ~XEBECの試み~」
1989年、業務用音響機器と映像機器の専門メーカーであるTOA株式会社が、音の情報発信基地としてジーベックホールを設立しました。89年のオープニングには、ブライアン・イーノによる音と光のインスタレーションが発表され、その後も小杉武久、塩見允枝子、鈴木昭男など音に関る先鋭的なアーティストの活動紹介や、嶋本昭三、村上三郎、今井祝雄といった元具体美術協会メンバーを音という切り口から紹介する展覧会が開催されるなど、神戸から先鋭的な音楽が発信されました(これまでたくさんのユニークなプログラムが実施されています)。
この度、ジーベックホールの活動のうち、89年から99年までの10年間に参加した音楽家や企画者をお招きし、当時のジーベックの活動を振り返るトークイベントを開催します。併せて、過去に発行されたイベントチラシや会報誌『Sound Arts』、記録集などをご覧いただけるコーナーも設け、神戸における音の実験の歴史をご紹介するとともに、これからの音楽の未来について語り合う機会にしたいと考えます。
■日 時
2018年1月21日(日)
○トークイベント/13:00-19:00
○資料展示/10:00-19:00
■会 場
○トークイベント/講義室
○資料展示/体験学習室
■定 員
トークイベントのみ80名
■参加費
無料
*ただし、開催中の「小杉武久 音楽のピクニック」展(10:00-17:00)の鑑賞をご希望の方は要観覧料
■主催
芦屋市立美術博物館
■協力
TOA株式会社、株式会社ジーベック
■企画協力
下田展久
————————— 【トーク スケジュール】 —————————
トークイベント/講義室 13:00-19:00
①13:00-14:30 「アメリカ実験音楽の精神」(藤枝守氏×下田展久氏)
②14:45-16:15 「a sound & art exhibition」〜 音を感じる空間の企画展 〜(HACO氏×下田展久氏)
③16:45-18:15 「アジアの音楽シリーズ」(中川博志氏×下田展久氏)
*トークイベント終了後は閉館までご自由にお過ごしください。
【XEBEC HALL(ジーベックホール)】
1989年、業務用音響機器と映像機器の専門メーカーであるTOA株式会社が、音の情報発信基地として神戸市のポートアイランドに設立。広く社会に情報を発信し、これからの音のあり方を探求することを目的に、様々な音楽イベントを開催している。http://www.xebec.co.jp/